『ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック』(石井 裕之 著2006/3/1 )という本がうちにあって、しばらくぶりに読んでみました。あちこち線を引きまくっています。
「やらなきゃダメだとわかっているのに、できない」(3ページ)
今もそうかもしれませんが、以前はとくに、「「やらなきゃダメだとわかっているのに、できない」状態だったと思います。なぜそうなのか自分でも不思議でした。今は、もう、やらなきゃダメだとわかっているのにできないことを悩んでいるヒマがないくらい、時間が足りていないし、体力も気力も減ってしまっているため、やらなきゃいけないことを何も考えずにやるしかないという状態で生活しており、昔、なんでこんなことを悩んでいたのだろう?と不思議に思えます。
「ダメな自分を克服する」と言っても、いろいろな「ダメ」があると思います。(4ページ)
として、12個ほど例が挙げられています。その中で自分に当てはまると思って線を引いていたのは、
仕事が見つからない
ヤル気が起こらない
やめたいと思っている悪癖がやめられない
すぐに緊張してしまう
という箇所でした。結局仕事は見つからずじまいでキャリアチェンジしてしまったので、その悩みは消えました。その結果、まあ本来自分が思っていたこととは異なる業務の職についたわけですが、そうやってもともと目指していたことを諦めたことによって、全てがどうでもよくなって、これらの悩みは全部なくなりました。どうでもいい職だとヤル気がそもそも大して必要ないですし。
ダメな自分を救うためのもっとも重要な秘訣は、「今、この瞬間に何ができるか?」を考え、それを行動に移すこと!(27ページ)
そりゃそうだと今読んでも思います。それを、せっぱつまった気持ちでやるか(以前の自分)、半分諦めた気分でまあなるようにしかならんわと思ってやるか(今の自分)の違いしかありません。
「考えはしたけれど、それを行動に移せない」と言うのであれば、それは「できること」を考えたのではなくて、「できないこと」を考えたということいなるでしょう?(30ページ)
これは、やられた!と思います。なるほどその通りですね。