バリュードメインのコアサーバーでサブドメインでワードプレスブログサイトを立ち上げる方法

自分はもっぱらバリュードメインを使っています。今までいくつかのレンタルサーバーを試してみて、一番割安いで自由度が高いように思えたからです。一度使い始めると、他社に移ってまたゼロから設定方法を学ぶのもおっくうなので、よっぽどのことが無い限りバリュードメインにとどまるかなと思います。

そのよっぽどのこととして、スパム攻撃のせいで使用容量制限オーバーになりウェブサイトをダウンさせられました。驚いたことに、サポートに対処方法を聞いても完全に無視されつづけてもう何か月も経ちます。アドセンスやアマゾンアソシエイトの収入が合わせて月に1000円くらいはあったので、それでドメイン料やサーバーレンタル代が賄えていただけに、突然ウェブサイトが閉鎖されてしまったのはショックが大きいです。しかし最近は年齢のせいか気力が落ちてきていて、たいして腹も立たない状態で、またゼロから立ち上げようか?それとも頑張って修復を試みるかで悩んでいるところ。まあそれはそれとして、バリュードメインでコアサーバーを契約すると無料で10個のサブドメインをつくることができます。ドメイン名の後ろの部分が、.bex.jpとか.geo.jpとかあまりかっこいいものではないのですが、無料でウェブサイトを作れるというのは魅力的。もし稼げるサイトに育ったらその時点でドメインを買えばいいわけですから。目標としてはドメイン代が年3000円としたら、毎月250円のアフィリエイト収入(アマゾンアソシエイトやアドセンスの収入の合計)があれば、もとがとれるという計算になります。

サブドメイン名を決める

  1. https://www.value-domain.com/login.php でバリュードメインにログインし、コントロールパネルに入る
  2. 左側のメニューから「サーバー」をクリック
  3. コアサーバー の欄の「取得済みアカウントの管理・購入」をクリック
  4. 「サブドメイン:」のところにすでに取得したサブドメインが表示されます。「サブドメイン:」をクリック。
  5. 「新しく設定するサブドメイン」の欄で、自分の好きなサブドメイン名を選びます。後ろの部分は、.coreserv.comなど限られたなかからしか選べません(プルダウンメニューから1つを選択)
  6. うまくいけば、「正常に登録されました。DNSの反映・浸透には5分程度かかります。十分時間を空けた後に、ウェブサーバーでの設定を行ってください。」というメッセージが出ます。

ウェブサーバーでの設定

  1. https://www.value-domain.com/coresv.php で「新コントロールパネル 旧コンパネ: ウェブ | メール」というところの「ウェブ」をクリック
  2. 「ドメイン情報入力(最大:9999個)独自ドメインを使ったウェブの設定を行います。」というメッセージが表示されていますので、空欄のsub番号 のところに、今自分が取得したサブドメイン名を入力します。そして、下のほうの「ドメイン設定」ボタンを忘れずにクリック。すると、「ドメイン設定を変更しました。ドメインの反映は1-5分程度掛かります。」というメッセージが表示されるはずです。

ワードプレスファイルのアップロード

  1. FTPツールであればなんでもいいですが、自分はFFFTPという無料ソフトウェアを普段使っています。FFFTPでコアサーバーに接続します(やり方は別の機会に説明します)
  2. public_htmlというフォルダを開きます。さっきの設定から数分経過していれば、ここでさきほどのサブドメイン名のフォルダが生成されています。まだなら、しばらく待ってみましょう。
  3. ワードプレス ダウンロードサイト https://ja.wordpress.org/download/ で「WordPress 6.2.2 をダウンロード」をクリック。バージョンはもちろん時期によって変わっています。
  4. ダウンロードされたファイル wordpress-6.2.2-ja はZIPで圧縮されているので、右クリックして「すべてを展開」を選びます。ちなみに自分のPC環境はウインドウズ11です。
  5. 解凍されてできたフォルダwordpress-6.2.2-ja の中に wordpress という名前のフォルダがあるのでそれを開きます。するとindex.phpそのた多数のファイルやフォルダがあります。これらを全て選択して、FFFTPソフトウェアでさきほどのあらたにつくられたサブドメイン名のフォルダの中にコピー(アップロード)します。3000くらいのファイルがアップロードされるので、時間も数分間はかかりますし、ときどきエラーが出ることもありますので、その場合は、辛抱強くやり直しましょう。「ファイル一覧の取得は正常終了しました。というメッセージが表示されればうまくいったはず。

データベースの準備

  1. コアサーバーのコントロールパネル https://s169.coreserver.jp/jp/admin.cgi で、左側のメニューから「データベース」をクリックします。
  2. 「ariaDBの追加・編集(最大:9999 個)」というところに空欄にあらたにデータベースをつくりましょう。一番したの空欄の左のラジオボタンをクリックしてアクティブにし、適当なデータベース名を入力します。文字コードは「UNICODE」にしています。そしてわすれずに「作成」ボタンをクリックします。

ワードプレスのセットアップ

  1. サブドメインをブラウザのURL欄に入力して、そのサイトに行ってみます。すると、「ドメインウェブの設定が見つかりません 考えられる原因 ドメインウェブの設定がまだ行われていない。ドメインウェブの設定がまだ反映されていない。(反映には数時間~24時間かかることがあります)ドメインウェブ・DNSの設定が誤っている。アカウントが存在しない、契約が終了している、削除されている。」 という表示が出ました。しばらく待ちましょう。早いときは数分もせずに、ワードプレスインストールの画面がここで現れるのですが、今回はなぜか時間がかかっているようです。
  2. うまくいけば、あたらしいサブドメインをURLとしていれるとブラウザ上で、「以下にデータベース接続のための詳細を入力してください。これらのデータについて分からない点があれば、ホストに連絡を取ってください。」というメッセージが出ます。
  3. データベース名は、さきほどバリュードメインのコアサーバー内であらたにつくったデータベース名です。
  4. ユーザー名もデータベース名と同一です。
  5. パスワードは、データベースを作成するときに決めたパスワード。
  6. データベースのホスト名 はデフォルトで入っている localhost のまま。
  7. テーブル接頭辞 は wp_のあとに、自分のデータベース名の一部を、自分はつけています。まあ適当に。
  8. これで「送信」ボタンを押すと、「この部分のインストールは無事完了しました。WordPress は現在データベースと通信できる状態にあります。準備ができているなら…」と言うメッセージが出るので、「インストール実行」ボタンをクリック。
  9. サイトのタイトル は後から簡単に変更できるので、適当に。これでインストール完了。ただちにワードプレスブログの記事作成ができるようになりました。