味の数値化技術導入による商品開発の強化と売り上げ拡大
味覚センサーの導入
しかし味については、開発担当者の勘と経験に頼らざるを得ない部分が多く、管理の徹底が難しい。そこで味を甘味、酸味、苦味といった要素に分解して数値化する装置「味覚センサー」を導入することにした。味覚センサーの導入により、商品開発時の味の見える化、原料が変更した場合の味の同一化、試作品製造の効率化、さらに商品開発においての低コスト化などが可能になった。
市場のギャップ:低糖質の和菓子
低糖質菓子の多くは洋菓子で、あんこやもち米、砂糖など血糖値を上昇させるものでほぼ構成されている和菓子は市場にほとんど存在しない
低糖質の和菓子の開発と商品化
2016年2月に「やさしい糖質生活 どらやき」の名称でこしあんと抹茶の2種類を発売。糖質はどちらも1個あたり、糖尿病患者への負担が少ないとされる5g以下を実現した。
参考(引用元)
- 味の数値化技術導入による商品開発の強化と売り上げ拡大(シャトレーゼ 「ものづくり・商業・サービス革新補助金」成果事例集)