朝はギリギリまで寝ていたいので、出勤までの時間はタイトです。トイレで大を済ませておかないと、通勤中にお腹を壊しがちで、途中下車してトイレに駆け込むことになります。そんなわけで、限られた時間内(数分以内)に大を済ませることが自分にとって絶対的に大事なのですが、早朝の家のトイレは寒い。古い家のつくりのせいでとにかく寒い。便意マックスで慌ててトイレに駆け込んだのに、トイレの冷気の中にいると便意がスーッと戻って行ってしまって、待てどくらせど出てきてくれないということになります。それだと困るので、どうすれば確実にお通じを達成できるかを試行錯誤してきました。その結果、これは使えるということを発見しました。
それは、深呼吸です。腹式呼吸ではなく胸式呼吸をします。できるだけ胸が上に持ちあがるようにして息をゆっくり思いっきり吸います。うまくいけばこれでウンチがカラダの内部で上から下へと降りてきます。もしそうならなかったら、ゆっくり息を吐いて、再びゆっくりと息を大きく吸っていきます。横隔膜が思いっきり上に上がるようなイメージで。そのとき両腕を上にあげるのも効果的。おなかのかわがつっぱってちぎれそうなくらいに両腕を思いっきり上に伸ばします。息を吸うときも、これ以上できないくらい限界を超えて吸うようにします。便意がやってくるまでこれを繰り返します。大抵の場合、3~4回の深呼吸で便意が出てきます。今までのところ再現率100%。理由はわかりませんが、人体の働きはそういうふうにできているのでしょう。一度条件付けが成立すれば、どんどん確実性は高まると思います。
両腕を上にあげるときは、手を組んでねじるようにしても効果的。手首を縛られて上からつるされているようなイメージです。その状態で手をできるだけ上方に上げていくのです。もうむりというくらいのところからさらにやるのがポイント。腕や手や横隔膜や胸を上に上に上げようとすると、あらふしぎ、おなかの中の便は上から下へと降りてくるのです。科学的に説明がつくのかどうか、お医者さんに聞いてみたいところですが、なかなかそういう機会がまだありません。誰かに聞いて知ったことではなくて、自分でトイレ内であれこれ試した結果なので、他にあまり聞かない話だと思います。ネットで検索してもそんな話は出てきませんでした。