目隠し用に窓ガラスにガラスフィルムを貼りたいたちました。3Mとかのブランド品はかなり高額。あまり高くないものをと探していて、楽天ストアでガラスフィルム通販センター(DIY Helper)で手頃な製品を発見。どれにするか迷ってRS50にしました。景色がある程度見えるというもの。
窓のサイズを自分で測り、ウェブストアに入力すると金額が計算されました。実測より4㎜マイナスで注文するようになっています。お店が必要な寸法に切って送ってくれるというのは素晴らしいサービスだと思いました。自分で正確に切るなんて、ほとんど無理な話です。
窓のクリーニングをサボったら大変なことに
数日して品物が宅配便で届き、早速貼ってみました。まず窓ガラスを濡れ雑巾で2回拭いて、その後、マニュアル通りに施工用の液でフィルムをひたひたにして窓ガラスもひたひたにして貼り付けました。ヘラで水を押し出します。そこまでして気付いたのですが、どうも窓ガラスの汚れが浮いてきてヘラで横に押すので、汚いスジが水平方向に出現しました。窓ガラスはぱっとみきれいだったので気にしていなかったのですが、実は説明書通り、ちゃんと洗剤でクリーニングすべきだったようです。ちゃんと説明書に書いてあったのですが、面倒くさがってサボったのが敗因でした。汚れは浮き出てきて、みっともないスジとして残りますので要注意。
フィルムを貼る窓ガラスは全部で5枚あったので、次からは「ガラスマジックリン」をシュッシュと吹き付けて、雑巾でしっかりとこすり、納得がいくまでまずは汚れを落としました。それから、水を絞った雑巾で拭いて、さらにからぶきもして、万全の態勢にしてからガラスフィルムを貼りました。そうすると、さきほどの汚い汚れは出現することなくうまくいきました。
ガラス窓が大きい場合、作業は一人では多分無理でしょう。二人でやるほうがいいです。まどが地位さければ一人でも可能かも。うまくいかせるコツは、フィルムも窓もびしょびしょにしておくこと。そうしないと位置合わせのときにフィルムが滑ってくれなくて、位置合わせができません。あせっているうちに一部が乾き始めると余計に、滑らなくなります。
スピーディに
もう一つのポイントは、位置が決まったらスピーディにヘラをつかって水を押し出していくこと。水は下に落ちるので、上部から開始すべきです。もたもたしているとどんどん乾いてきて、気泡や水の溜まりを追い出すのが大変になってきます。
RS50はスケスケだった
家の中から外が見えたほうがいいと思って、悩んだ末にRS50にしたのですが、1枚貼ってみて外からみたら、家の中が丸見えでした。反射するんじゃなかったの?いきなり後悔です。ミラー効果が高いRS35にすればよかった。もうあとの祭り。RS35は人気商品!みたいに書いていた理由がわかりました。家の中が見えないようにという目的で買っただけに、ショック。よくよくフィルムありなしの部分で比べてみたら、一応、一段暗いは暗くなっているように思えましたので、効果がまったくないわけではないみたいです。
このフィルムは外が家の中より明るいときに外の光が反射されるので、夕暮れ以降、外が暗くなるとミラー反射の効果は完全になくなり、普通に家のなかが見えます。透過率がすこし下がるのでやや暗く見えますが。日中、日が出ていたり快晴のときのほうが反射効果は高いようです。ミラー効果で家の中を隠したければ、RS50ではなく、もっとミラー効果の高い製品にする必要があります。
気を取り直して、残りの窓にフィルムを貼っていきました。
付属のヘラで余分な水を追い出していくのですが、5kgくらいの重さでやりなさい(体重計で測ってみるとよい)と説明書に書いていました。5kgがどれくらいかわかりませんが、結構しっかりとやらないとだめです。また、一通りやって安心していたらだめで、多少乾いてきたときにレンズみたいに溜まっているところがないか目ざとくチェックして、しっかりと追い出していくことが大事。泡みたいなのが残ったまま乾いてしまうと、その部分を剥がして液を噴霧してやりなおそうとしても、フィルム面に泡みたいな跡がついてしまっていて、どうしようもありませんでした。リカバリーは難しく、一発勝負のつもりでやるのが大事。一人が上側を持って位置合わせをガラスの上端で合わせ、もう一人がフィルムを下に引っ張ってきちんとしたがわでもフィルムの位置があうか確かめて貼るという共同作業が必要。意思の疎通も大事。
ガラスフィルムを自分で貼るのは結構大変でした。中学や高校時代に美術や図工が苦手だった人は大変かも。