人生100年時代とか言われていて、60歳で定年しても残りが40年もあります。今どき年金の額も生活ができるほどではなく、どうやって生活していけばいいのでしょうか。子供がいる人は子供に頼れる場合があるかもしれませんが、逆に、子供も生活が大変だとそれも期待できないという人もいることでしょう。年を取ると、病気が増え医療費がかさみます。一戸建ての家に住んでいれば、修繕費用も巨額です。屋根や壁の塗り替えをやると100万年単位でお金が飛んでいきます給湯器も壊れるでしょう。さて、これらの出費にあてられるようなお金はどこから出てくるのでしょうか。若いころから一つの会社で勤め上げた人なら定年したときにそれなりのまとまった金額の退職金があると思います。しかし、職を転々としてきて貯金もない退職金もない人間は、定年したときに入ってくるべきお金がありません。いきなり収入がなくなるだけです。定年後5年間、希望すれば嘱託社員として働くという制度がありますが、給料は半減します。それでは生活がままなりません。