上からの熱を防ぐのに家のどこに断熱材を入れるかで、天井裏断熱と屋根断熱の2種類の方法があるそうです。
天井裏断熱とは
天井裏断熱の場合、小屋裏(屋根と天井に挟まれた部分)に自然換気がなされています。つまり、小屋裏部分が外気に面している(屋外と考える)から、天井裏に断熱材を敷き詰めるわけです。(http://nishiichi-koumuten.com/)
2階の天井の上に敷かれた(吹かれた)天井充填断熱工法の場合、そこまで熱い熱が入ってくる。そして、その場所で断熱材ががんばって遮熱してくれるんですが、夕方、夜になって外が涼しくなってきたときに日中に遮熱に頑張ってくれた断熱材が自ら熱をもってそこにあるので輻射熱で家内に熱が移動して寝苦しい夏の夜になるという仕組み。(屋根断熱と天井断熱の違い 桶市ハウジング)
家の構造的な換気の必要性と重要性
部屋の中の換気なら、空気が悪いから窓を開けて換気しようと考えますが、実は部屋の換気とは別に、家の構造的な内部も換気が必要だそうで、家には構造的に換気の機構が備えられています。なぜ屋根裏などの換気が必要なのかをわかりやすい写真で説明しているサイトがありました↓。
屋根換気・通気は屋根の木材の腐朽劣化を防ぎます! ‥ なぜ?小屋裏換気・屋根通気が必須なの?ズバリ!屋根(小屋裏・屋根通気層)に入った水分を抜くためです!(屋根換気・通気不足による結露トラブルとは? 屋根プロが絶対外せないポイントをまとめました!【棟換気】 公開: 2018年1月10日 更新:2020年6月6日 神清)
屋根には換気が必要というのはいいとして、そんな換気口ってどこにあるの?と思いますが、わかりやすい実例の写真が紹介されていました↓。
断熱性と気密性と通気性と、結露のしやすさ
鉄筋コンクリートは、木造や鉄骨よりも頑丈に作られている分、気密性が高すぎて換気がしにくいというデメリットがあります。特に冬に窓を閉め切った状態でエアコンを使っていると、窓枠などが結露してカビが生えることもあるくらいです。(木造?鉄骨?RC?構造別のメリット・デメリット 2018/08/22 2018/09/04 行政書士棚田 健大郎)