Albert Bichot Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignesというフランスの赤ワインが、スーパーで半額以上割引で売られていたので買って飲んでみました。定価2780円が1280円というのはかなりのお買い得感。ネットで見ても2500円前後で販売されています。
ワインの味わいは、最初のフェーズ、真ん中、最後と3段階の変化で感じ取ることができます。このワインは、最初に赤ワインらしい渋さが感じられ、真ん中部分では、甘みを感じますが割と平坦な味わい、フィニッシュは普通の終わり方でした。真ん中の味にパンチが若干かける印象です。さすがにこの価格帯だと300円~400円のワインとは味の格が違いますが、ワインの味と言うのは値段を知っていてそれに対してどうか?と考えしまうので、2500円のワインと考えたときには、若干、物足りなさを感じました。
上記の印象は、何もつまみを食べずに、いきなり赤ワインを飲んだときの印象です。ワインは、なにか食べ物を食べたあとに飲むとまた、印象がガラリと変わります。まあ、それは日本酒でもそうですが。なので、自分は何も食べずにいきなり飲んだときの味が、一番いろいろとディテールが感じられると思っています。
先日Chateau Mallard Les Rousseauxを飲みましたが、こちらは価格的には2000円の程度のワインが半額の1000円弱で売られていたものでした。こちらの方が、真ん中の部分で、赤ワインらしい渋みの味わいが感じられて、自分としては、Chateau Mallard Les Rousseauxに軍配が上がります。まあ、ワインの個性はそれぞれなので、比べるものではありませんが。
Albert Bichot Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignesは、非常に「甘口」の印象だと言えます。渋みよりも甘みを感じました。