メルシャンのスペインワイン「テンプラニーリョ」を飲んでみた

スーパーで買うワインとなると、ついつい家計を圧迫しない安ワインに手が伸びてしまいます。今回見つけたのはメルシャンの赤ワインでテンプラニーリョ。産地はどこ?と思ってみたらスペインでした。スクリューキャップというところがいかにも安ワイン。ツンツンと爪で叩いてみましたが、ボトルはガラスのようです。

飲んでみたテンプラニーリョの特徴は、辛口ということ。テンプラニーリョに合う料理がどんなものかは知りませんが、自分はとりあえず赤ワインといえばチーズなので、カマンベールチーズと一緒に買って帰りました。チーズもピンキリで、カマンベール”入り”チーズはパス。安ワインを選ぶくせに、チーズだけは100%カマンベールにしました。

テンプラニーリョというラベルを見て、さいしょ、天ぷら?と思ってしまったのは私だけではないでしょう。恥ずかしながらこの年まで聞いたことがない葡萄の品種でした。赤ワインの葡萄の種類と言えば、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、カルメネールあたりまでですね、聞きおぼえがあるものは。といっても味の違いまでは全くわかりませんが。

テンプラニーリョはとにかく初耳だったのですが、ネットで調べてみたらスペインの赤ワインに使われる葡萄の品種としてはメジャーなものでした。何歳になっても新しい知識が増えるのは楽しいものです。単なる知識でなく、こうやって五感で確かめて体で覚えれば忘れにくいはず。

テンプラニーリョの味の特徴に話を戻すと、まああまり深みがあるわけではありませんでした。まあそこは値段相応です。ちなみにボトル半分で十分だったので、残り半分は翌日飲みました。翌日には苦み(渋み)が減って、だいぶ飲みやすいすっきりした味わいに変わっていました。

そんなわけで、メルシャンの赤ワインでテンプラニーリョは、値段を考えればおすすめです。