一戸建てに住むデメリット

若いうちは、いつかはマイホームが欲しい、一戸建ての家に住みたいと思う人が多いと思いますが、ある程度年齢があがってくると、一戸建ての家を維持するだけでも労力的にも経済的にも大変で、立ち行かなくなります。

外壁塗装、屋根の塗装

10年に一度くらいの間隔で外壁や屋根の塗装をしなければならないので、そのたびに家の大きさによりますが数十万~100万円以上かかります。

庭の剪定

庭や生垣や木はほうっておくと、茂ってどうしようもなくなります。生垣などは歩道に飛び出して生えると近所迷惑ですし。剪定を1年に1~2回入れるとなると、毎回数万円はかかります。大きな木が伸びすぎて困って切り倒すとなると、木一本伐採するだけで数万円もします。

雑草抜きも大変な作業です。せっかく家を買っても、毎週末雑草を抜いているだけの人生になるのだとしたら、虚しい限りです。

 

一戸建てには一戸建ての良さがある一方で、マンションに住んでいれば生じないような経時的な負担や、労力が発生してしまうのです。自分の生活観、人生観、価値観と照らし合わせて、住みたい家がマンションなのか戸建てなのかを考える必要があります。

一戸建ての家を手に入れると自分の人生がそこにくぎ付けにされます。常に賃貸に住んでいれば、自分の人生のステージに合わせてどんどん住み替えていけます。賃貸のほうが圧倒的に身軽なのです。賃貸暮らし=攻めの人生、一戸建ての暮らし=守りの人生、となってしまうかもしれません。