子供の頃になかった食べ物、グラノーラ。昔はシリアル食品といえば、ケロッグのコーンフレークだったのですが、いまじゃ、猫も杓子もグラノーラ。自分が初めて食べたのは、フルーツが「ごろっと」入っているグラノーラでした。とても美味しかった。で、そもそも、グラノーラって何やねん?
グラノーラとは
グラノーラとは、押し麦とナッツをオーブンで焼いて、ドライフルーツを混ぜ合わせたもので、牛乳などをかけて食べるシリアルと言って良いでしょう。スーパーに行くと、カルビー、日清シスコ、日本ケロッグ、トップバリュといったブランドのグラノーラをよく見かけます。こういう大衆向けの商品以外にも、お店独自の高級感漂うグラノーラが販売されています。
お勧めのグラノーラは
グラノーラは確かに美味しいんですが、値段が高いので日常食べるのは財布にやさしくありません。美味しいので牛乳をかけて食べることを繰り返しがちになりますが、自分の体質だと大量の牛乳でおなかを壊すので、全然メリットがないのです。美味しさの決め手はやはり、ドライフルーツがどれだけたっぷり入っているかなので、自分のお勧めは、日清シスコ の「ごろっとグラノーラ」になります。日本ケロッグやカルビーのグラノーラは、日清よりちょい安めのような気がします。スーパーのお店にもよるかもしれませんが。トップバリュブランドもグラノーラを出してきました。マックスバリュの商品棚にはトップバリュブランドのグラノーラが大量に並んでいますが、こちらは手を出したことがないので、味はわかりません。値段の安さは魅力ですが。
日清の「ごろっとグラノーラ」がお勧めの理由
まあ、どんなものであれ良い商品というものの陰には、優れた商品を世に出したいという熱い想いが隠れているわけです。日清の「ごろっとグラノーラ」も、例外ではありません。『ごろっとグラノーラ』誕生と進化の奇跡という特別サイトを、日清シスコがつくっていました。やっぱりね!という感じです。それによれば、さまざまな試行錯誤の末に、これまでにない「食べごたえ感」を実現して2014年3月の販売直後から、特に女性の間で大ヒットしたそうです。商品名の「ごろっと」とい言葉に魅かれて手を伸ばすわけですが、実際に中身を見てみると、言葉にたがわず大きめのドライフルーツがまさにごろっと入っていて、看板に偽り無しという満足感があります。テレビCMでもそれが強調されていますね。
美しすぎる女優・木村文乃の髪がすごいことに!? 日清シスコ『ごろっとグラノーラ』新CM発表会
実は古い歴史をもつグラノーラ
グラノーラは実は昔からありました。登場が早すぎたグラノーラに、世の中が突然追いついてヒットしたようです。SankeiBizの記事「発売から20年以上経って大ブレーク カルビー『フルグラ』ヒットの理由」に説明されています。それによれば、カルビーの『フルーツグラノーラ』は1991年の発売(最初のグラノーラの商品は1989年の発売)。2011年にはフルーツグラノーラ略称だった『フルグラ』が正式な商品名に。ブレークしたのが2012年で、年間の売り上げがそれまでの30億円台から、63億円に倍増したそうです。2013年度には95億円、さらに2014年度にはなんと140億円の売り上げとなる見込み。突然ブームがやってきた様子が伺えます。実は、グラノーラを世の中に認知させて、一般的な朝食という位置づけを与えたのは、カルビーの功績だったようです。宣伝会議やBusiness Journal, Cross Marketing、Bizコンパス、ECzineなど多くのビジネスメディアがにカルビーの大躍進の秘密を分析した記事を出しています。
家で作るカンタン自家製グラノーラ
YOUTUBE動画にわかりやすいグラノーラの作り方が紹介されていました。
Homemade Granola Recipe