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記事を投稿してからグーグル検索結果で上位表示されるまでに何カ月待てばいい?

ブログ記事を上位表示させる戦略としては、キーワードを選定して、そのキーワードの検索意図を汲み取ってそれに応えるような内容で記事を書き、グーグルの検索結果に表示され順番が上がっていくのを待つことになります。実際のところ、上位表示されるまでにどれくらいの時間がかかるのでしょうか?

自分が読んだアドセンスブログの教科書には、3カ月くらいかかると書いてありました。実際には、キーワードの月間検索数、ブログパワー、ジャンル(ライバルの多さ)にもよるかと思いますが、自分の経験をまとめてみました。

階段型

検索順位の推移を調べてみえ驚いたのが、このパターン。連続的に上がるのでなく、階段状に上がることが多いんですね。ポンと上がってしばらくプラトーにいて、またポンとあがります。

下の例は、かなり順調に順位が上がった例です。記事投稿後4日間かけて上昇したあと、プラトーに達しました。記事投稿後40日経過したら突然またポンと階段をあがりました。ここはわずか2日間で36位から8位に上がっています。放置していた記事なので、なぜそのタイミングで順位が跳ね上がったのか、とても不思議です。その後はほぼ平坦にみえますが、わずかに上昇を続けていて、8位だったのが4位にまで来ています。これを見ると記事を投稿してから上位に来るまでに40日間は辛抱強く待ち続けなければならないということがわかります。8位になればちらほらアクセスが来ますが、それ以前はアクセスゼロですので。

これほど見事に階段状になったのは、これくらいですが、もう一つ、階段状の上昇を示したキーワードの例。

ちなみに上のグラフではせっかく上位まで登りつめたのに、あるところからカクンと落ちて、ふらふらと低迷を始めています。これはどうやら悪名高きグーグルのアップデート(検索アルゴリズム、基準の変更)の煽りを食らったようです。2019年3月12日を境に、グーグル様に嫌われてしまったのですね。

下のグラフのキーワードは月間検索数がほとんどないものですが(aramakijake.jpで数字が出ない)、最初の一カ月は順位が不安定で、その後突然ポンと階段状に2回上昇して1位になっています。

これくらい検索数が少ないと1位が取れます。もともとの検索数が小さいのでアクセスもほとんど見込めませんが。

 

緩慢な上昇型

下の例は特にキーワードを意識して記事を作成したわけではないですが、ページビュー(PV)が多いので、どんなキーワードで来ているのかと調べてみたら、そのキーワードでの検索順位は、下のグラフのように変動していました。階段状に見えなくもない部分がありますが、全体としてはなだらかに上昇して見えます。

検索結果1ページ目(つまり10位以内)になるまでに1カ月半くらいかかっています。その間のアクセスはゼロ。10位圏内に突入してから、アクセスがくるようになりました。つまり、11位以下は存在しないのと同じということです。

乱降下型

自分にとって謎でしかたないのは、検索順位のグラフがぶつ切れになるもの。下の例では、最近でこそ安定していますが、ある時期まではぐちゃぐちゃのグラフになっています。こういうキーワードはいくつも経験していますが、なぜこうなるのか自分にはわかりません。

上のグラフのキーワードに関する記事は、当ウェブサイトに複数ありますが、順位が安定したグラフになったのは、キーワードを意識して新しい記事を書き足した以降かもしれません。なんとなく記事を書き連ねるよりも、このキーワードで検索して来て欲しい、と意識して書くほうがアクセスアップにつながるような気がします。

下のキーワードも同じパターン。記事投稿後、順位が安定するまで(グラフが連続になるまで)に2カ月かかっています。その後はゆるやかに上昇。

 

山あり谷あり型

下の例は、一度順位が大きくさがってきて、再び上がった例です。順位を上げたり下げたりするのはグーグル様なので、一喜一憂していても仕方がありません

 

昇りつめ型

上位にくるのに何年間もかかりましたが、なんとか上位に来て安定しているタイプ。何がきっかけで上昇を始めたのかはわかりません。

月間検索数が4000程度のキーワードで、なおかつブログの専門性とマッチしたキーワードの場合は、このように上位表示(5位以内)も可能なようです。

下のグラフも月間検索数が4000程度のキーワードですが、記事投稿後の最初の一カ月は不安定でしたが、その後順位が上位でキープできています。当サイトとしては、かなりの成功例といえるキーワード。

 

首位キープ型

月間検索数が500程度のキーワードだと、この例のように1位を取れることもあります。順位がどうやって上昇してきたのかは、古い記事なのでわかりません。

 

伸び悩み型

月間検索推定数10万といったビッグキーワードともなると、なかなか上位がとれません。このキーワードは検索ボリュームの大きさを考えれば非常に善戦している方なのですが、20位程度で落ち着いてしまっています。

ちなみに、20位にいても、アクセスは来ません。やはり、検索結果の2ページまでわざわざめくる人はいないのでしょう。

1記事で上位を狙うのは無理でしょうが、関連する記事を連投すればさらに上位が狙えるかもしれません。

 

ランダム低迷型

下のグラフは、なんともERRATICに変動しています。このキーワードの月間検索数は2万ですが、狙って記事を書いたものの全くグーグルに相手にされていません。

なかなか思うように検索順位が上がらないものですね。

 

急上昇型

月間検索ボリュームは2600と、そこそこの大きさのキーワードですが、非常に順位の上昇が早かった例です。記事投稿後、2週間で9位になりました。70位くらいから一気に駆け上っています。その後は10位~9位をキープ。これほど急上昇するのは、自分のサイトではかなり珍しいほうです。

 

まとめ

順位が上がるパターンは、キーワードごとに違いがありました。しかし、いずれにしても検索順位が上がるのには時間がかかります。1カ月~数カ月はかかると思って、気長に待つしかないようです。

月間検索推定数を調べるのに、aramakijake.jpを使っています。これはとても便利。

以上、ブログをやる人の参考になれば幸いです。