三元豚の読み方は「さんげんぶた」と「さんげんとん」のどっちが正しい?

スーパーのお惣菜コーナーで三元豚のとんかつを買ってきて、食べていたんだけど、そもそも三元豚って何?とふと疑問に思いました。よく大戸屋とかファミレスのとんかつメニューでもよく見る、三元豚のなになに。いまま疑問に思うこともなく、なんか中国のどっかから来たブタか?くらいに思って人生を過ごしてきましたが、いい加減白黒つけたいと思い調べてみました。

三元豚の読み方

そもそも、これ、さんげんぶたじゃありませんでした。「さんげんとん」と読むようです。

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三元豚(さんげんとん)とは、三種類の品種の豚を掛け合わせた一代雑種の豚を言う。(ウィキペディア


総州三元豚  読み方:そうしゅうさんげんぶた 一般的な呼び名としての「三元豚」は「さんげんとん」と読むが、総州三元豚白王の三元豚は「さんげんぶた」と読まれる。(Weblio)

しかし3つの系統を掛け合わせているとは知りませんでした。なぜ3つ?2つじゃだめなの?

3つを掛け合わせるということは、一度に2つしか掛け合わせることはでいませんから、まず3つの内の2つでかけ合わせて、その子供(雑種)ともうひとつの系統と掛け合わせるということになります。

参考:平田牧場プレミアム三元豚とは 一般的に「三元豚」と呼ばれる豚は、ランドレース種(L)、大ヨークシャー種(W)、とデュロック種(D)の3品種を掛け合わせたLWD交配。一方、平田牧場プレミアム三元豚は、ランドレース種(L)とデュロック種(D)にバークシャー種(B)を交配させた三元交配豚LDB種です。(平田牧場

なぜ雑種の方が肉が美味しくなるのかがよくわかりませんが、そういうものらしいです。なので、わざわざ三元豚と断らなくても、食用の豚肉はたいてい三元豚みたいですね。当たり前のことを強調するのは、なんだかすごいものと思わせる効果を狙っているのかもしれません。高級アルコール使用、みたいな。