気に入ったドメインを購入したまま、ウェブサイトを立ち上げるのを忘れて放置していました。もったいない。1年後にはドメイン更新料がかかるわけですから、1年以内にドメイン代くらいは稼ぎ出すウェブサイトに育てておきたいものです。ドメインの代金はドットのあとの文字でかなり異なります。自分が使っているバリュードメインの場合、.jpだと3067円ですが、.spaceは994円、.pressは6459円もします。落とし穴なのは、新規ドメイン購入時にはバーゲンセールで破格の安さであることが多いことです。100円で買えてラッキーと思ったら、1年後には1万円近くてぎょっとするという経験を自分もしました。そのウェブサイトでは全く稼げなかったので手放しましたが。さて前置きはこれくらいにして本題です。
手順
- バリュードメインのコントロールパネルで、左側の項目一覧の「ドメイン」にカーソルをあて、右側に広がって表示されたリストの中の、「ドメインの設定操作(登録隅ドメイン一覧)」をクリック。
- 該当するドメイン名の右横から、「DNAレコードの変更・URL転送の変更」を選んでクリック。
- 「当サービス内サーバーの自動DNS設定」という項目の増したにあるプルダウンメニューから、自分が既に購入して契約しているサーバーを探して選択します。でOKをして、「保存」。すると、「正常に変更されました。」というメッセージが表示されます。
- 左側のメニューの「サーバー」から、「コアサーバー」を選びクリック。
- 「ウェブ」という文字をクリックすると、「ドメイン情報入力(最大:9999個)」という画面になります。
- 自分はあまりウェブの設定に詳しくないのですが、Mainという項目はblankとなっていて、その下にあるSub番号のところの空いているところに、新たなドメイン名を入力します。 そうしたあと、「ドメイン設定」ボタンをクリック。すると、「ドメイン設定を変更しました。ドメインの反映は1-5分程度掛かります。」というメッセージが表示されます。
- 左側の「管理メニュー」の項目一覧から、「データベース」を見つけてクリック。
- MySQLの追加・編集(最大:9999 個) というところの空白の欄に、まず一番左のラジオボタン(丸いボタン)をクリックしておきます。
- 分かりやすいデータベース名を決めて入力。パスワードも決めて入力。文字コードは、根拠はわかりませんが、自分はいつもUNICODEにしています。で「保存」ボタンをクリック。作成しますがいいですかと聞かれるのでOKします。「MySQL:DB名:XXX_XXXXXで正常に送信されました。反映には1-3分程度掛かります。」というメッセージが表示されます。このXXXXのところはあなたが決めた文字列になります。
- ここでワードプレスのウェブサイトにいって、ワードプレスをダウンロードしておきます。自分の場合、PCのデスクトップ上にwordpressという名前のフォルダがあって、その中にいろいろなファイルやフォルダがあります。
- さて5分~10分(早いときは数分もかからない)してから、FTPソフト(自分の場合はFFFTPを使っている)で、自分がレンタルしているサーバーにアクセスしてみると、新規ドメイン名のフォルダが/public_htmlのディレクトリ内に自動的にできています。
- このフォルダにwordpressフォルダ内の中身(ファイルやサブフォルダ)をアップロードします。ファイルの数が1500以上もあるので、数分以上かかりますので気長に待ちましょう。
- さて、ワードプレスの全てのファイルが無事コピーされたあとに、自分が普段つかっているウェブブラウザでドメイン名をURLの欄にこぴぺしてアクセスします。するとワードプレスの設定画面が現れるはずです。
- WordPress へようこそ。作業を始める前にデータベースに関するいくつかの情報が必要となります。以下の項目を準備してください。データベース名データベースのユーザー名データベースのパスワードデータベースホストデータベースの接頭辞 (1つのデータベースに複数の WordPress を作動させる場合)この情報は wp-config.php ファイルを作成するために使用されます。 もし何かが原因で自動ファイル生成が動作しなくても心配しないでください。この機能は設定ファイルにデータベース情報を記入するだけです。テキストエディターで wp-config-sample.php を開き、データベース情報を記入し、wp-config.php として保存することもできます。 さらに手助けが必要ですか ? わかりました。おそらく、これらのデータベース情報はホスティング先から提供されています。データベース情報がわからない場合、作業を続行する前にホスティング先と連絡を取ってください。すべての準備が整っているなら…さあ、始めましょう !
- 表示されたメッセージの最後の「さあ、始めましょう !」ボタンをクリックします。
- データベース名はさきほど自分がつくったデータベースの名前を入力。
- ユーザー名もデータベース名と同一。
- パスワードはさきほどデータベースをつくったときに決めたパスワードを入力。
- データベースのホスト名は、デフォルトのlocalhostのまま。
- テーブル接頭辞も、デフォルトのwp_のままに自分はしています。
- 「送信」をクリックすると、うまくいくか、うまくいかなければ「データベース接続確立エラー」というエラーメッセージが表示されてしまいます。
- データベース接続確立エラー これは、wp-config.php ファイルのユーザー名とパスワードが正しくないか、あるいは localhost のデータベースサーバーに接続できないかのどちらかを意味します。
- 今の場合は、wp-config.php ファイルのユーザー名とパスワードが正しくないのが原因でした。というかそもそも、wp-config-sample.phpというファイルはありますが、wp-config.php というファイルが存在していませんでした。
- .phpファイルを編集できるエディタをつかって、さきほどダウンロードしたwordpressフォルダ内のwp-config-sample.phpを開きます。自分はエディタとして「秀丸」をつかっています。
- define(‘DB_NAME’, ‘database_name_here’);という行があるので、database_name_hereの文字列を、自分のデータベース名の文字列に書き換えます。
- ユーザーネームを同様。パスワードも同様。この3箇所を書き換えたあと、名前を付けて保存で、wp-config.phpの名前でファイルを保存します。このファイルを、FFFTPを利用して、サーバーにアップロードします。wp-config-sample.phpというファイルは不要なのでサーバー上から削除しておきます。これでいいかとおもいきや、「やりなおす」「送信」したら、
wp-config-sample.php
ファイルが必要です。WordPress 本体にもう一度このファイルをアップロードしてください。というメッセージが表示されました。自分がまちがえたようです。書き換えたファイルを、名前をかえずにアップロードします。 - データベース接続確立エラー
- うーむ、だめでね。なぜだろう。
- 自分でアップロードしたwp-config.phpがあったためでした。それを削除したところ、ワードプレスの設定画面が現れました。
- WordPress へようこそ。作業を始める前にデータベースに関するいくつかの情報が必要となります。以下の項目を準備してください。データベース名データベースのユーザー名データベースのパスワードデータベースホストデータベースの接頭辞 (1つのデータベースに複数の WordPress を作動させる場合)この情報は wp-config.php ファイルを作成するために使用されます。 もし何かが原因で自動ファイル生成が動作しなくても心配しないでください。この機能は設定ファイルにデータベース情報を記入するだけです。テキストエディターで wp-config-sample.php を開き、データベース情報を記入し、wp-config.php として保存することもできます。 さらに手助けが必要ですか ? わかりました。おそらく、これらのデータベース情報はホスティング先から提供されています。データベース情報がわからない場合、作業を続行する前にホスティング先と連絡を取ってください。すべての準備が整っているなら…さあ、始めましょう !
- 「さあ始めましょう」をクリック
- 必要事項を入力。
- データベース接続確立エラーこれは、wp-config.php ファイルのユーザー名とパスワードが正しくないか、あるいは localhost のデータベースサーバーに接続できないかのどちらかを意味します。ホスティングサービスのデータベースサーバーがダウンしているかもしれません。ユーザー名とパスワードに間違いはありませんか ?正しいホスト名を入力しましたか ?データベースサーバーは稼働していますか ?こうした用語が何を意味しているのか分からない場合は、ホスティングサービスに連絡するべきでしょう。助けが必要であればいつでも WordPress サポートフォーラムを訪れることができます。もう一度やり直す
- うーむ。堂々巡りですね。
- もういちどバリュードメインでデータベースを作るところからやり直してみます。「作成」ボタンを押して、作成。まだデータベースが生成されていなかったのかも?時間がかかるかもしれないので数分待ちます。この部分のインストールは無事完了しました。WordPress は現在データベースと通信できる状態にあります。準備ができているなら… インストール実行
- 今度はうまくいきました。どうやらデータベース作成のところで、一回目は「保存」をクリックしたせいかも?新規作成だったので、「作成」とすべきだっのかもしれません。「作成」で作り直したら問題が解消しました。
- 「インストール」ボタンをクリックして、ワードプレスのインストール画面へ進みます。
- ユーザーネーム、パスワード、メールアドレスを自分で決めてインストール。無事終了しました。
- 早速ログイン。ようやくワードプレスで記事を投稿できるところまできました。
- 自分がいつもやることは、ワードプレスのダッシュボードにいって、「設定」から、「ディスカッション設定」にいって、「 」のチェックを外すことです。コメントを受け付けると、膨大なスパムコメントが入ってくるので。これをしないと、あっというまに数千、数万という数のスパムコメントが来ます。自分の場合、別に読者とコメント欄を通じてコミュニケーションをとったりしないので、コメントを一切受け付けなくても何も困りません。記事に対する反応は、ツイッターなどをみることである程度わかります。
- なので、投稿のデフォルト設定 □投稿のデフォルト設定 この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる □ 新しい記事に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける □新しい投稿へのコメントを許可する の3項目はすべてデフォルトだったチェックを外してしまいます。
- もうひとつ、パーマリンクの設定もデフォルトは日付ですが、日記でもないかぎり投稿記事のURLが日付である必然性はありません。SEO対策でここは記事タイトルにする人もいるようですが、日本語のブログでURLが日本語というのも自分は気持ち悪くて好みではないので、機械的ですが「数字ベース」を選んだりしています。まあ、好みなのでなんでもいいでしょう。途中で変更もできるみたいですし。