いつも忘れるので自分のための忘備録。レンタルサーバーはすでにバリュードメインのコアサーバーをレンタル中で、今回新しいドメインを購入したというのが前提となります。また、FTPツールとして無料ソフトFFFTPをローカルPCにインストール済みで普段から使っています。
バリュードメインのコントロールパネルにある左側のメニューから、
ドメイン > ドメインの操作(登録済見ドメイン一覧) を選択。
DNSの設定
自分が新しく購入したドメインが表示されているのでその中の DNS/URL というボタン(カーソルを当てると、 DNSレコードの設定/URL転送の変更 という説明が表示される) があるのでこれをクリック。すると新しく取得したドメインの DNSの設定 という画面になります。
「ネームサーバー「NS11〜13.VALUE-DOMAIN.COM」で運用するドメインのDNS設定を行います。」という説明書きのしたに大きな空白がありますが、ここは自動的に入力されるのでその次の、「当サービス内サーバーの自動DNS設定」という項目にあるプルダウンメニューから契約中のコアサーバーのサーバー名を探して、選びます。
s123.coreserver.jp で運用する設定に変更 (数字123はダミーです。実際には自分がレンタルして使用中のサーバーの名称)
のようになります。忘れずに「保存」をクリックしてください。そして、「正常に変更されました。」というメッセージが表示されるのを確認してください。
使用中のサーバー上でのドメイン設定
コントロールパネルにもどり、左のメニューから、「サーバー」>「コアサーバー」と選びます。
旧コンパネ: ウェブ | メール
の「ウェブ」をクリック。新コンパネの使い方が、何年たっても理解できないので自分は旧コンパネを使っています。
ドメイン情報入力(最大:9999個) 独自ドメインを使ったウェブの設定を行います。
という空欄のSub数字 があるところに、新規購入したドメイン名を入力。自分の場合すでにいくつものドメインを運用しているので、一番下に入力します。下の方にある「ドメイン設定」ボタンをクリックすると、「ドメイン設定を行います。宜しければOKを押してください。」というメッセージが表示されるので、「OK」をクリック。すると、「ドメイン設定を変更しました。ドメインの反映は1-5分程度掛かります。」というメッセージが表示されます。
この段階で、FFFTPを利用してサーバを見に行くと、新規ドメイン名と同じ名称のフォルダが自動的に作成されています。このフォルダ内に、これから説明するように、ワードプレスのファイル一式を放り込んでやると、ワードプレスが運用できるというわけです。
ワードプレスのためのデータベースの新規作成
自分の契約しているコアサーバーのページ https://sXXX.coreserver.jp/jp/admin.cgi?domain=1 (XXXは具体的な数字)の左側にあるメニューで「データベース」をクリックします。MySQLの追加・編集(最大:9999 個) というところに、新しいデータベース名を入力。ドメイン名や立ち上げるサイトの名称にちなんだ、わかりやすい名前にしておいたほうがよいです。文字コードは「UNICODE」にしています。このデータベース名と、パスワードはあとでワードプレスを設定するときに使うので、覚えておいてください。
ワードプレスのインストール
ワードプレスのウェブサイト https://ja.wordpress.org/download/ から、最新の日本語版のワードプレスを自分のローカルPCにダウンロードし、解凍します。wordpressというフォルダの中に多数のフォルダやファイルが入っているのがわかると思います。
ワードプレスのアップロード
これらのフォルダや中身を、全部選択して、FFFTPツールを使って、さきほど新たに作成された新規ドメイン名のフォルダの中にコピーします。ファイルやフォルダの総数が2000個近くもあるので、時間がかかりますがコピーが終わるのを待ちます。5分以上はかかったかな。
ワードプレスの設定
さて、いよいよワードプレスのブログサイトを立ち上げるときが来ました。上記のステップで、ワードプレスに必要なファイルが全部、サーバー上にコピーされていることと思います。ここでウェブブラウザで自分のドメイン名をURLに入力してみると、
WordPress へようこそ。作業を始める前にデータベースに関するいくつかの情報が必要となります。以下の項目を準備してください。
- データベース名
- データベースのユーザー名
- データベースのパスワード
- データベースホスト
- テーブル接頭辞 (1つのデータベースに複数の WordPress を作動させる場合)
この情報は
wp-config.php
ファイルを作成するために使用されます。 もし何かが原因で自動ファイル生成が動作しなくても心配しないでください。この機能は設定ファイルにデータベース情報を記入するだけです。テキストエディターでwp-config-sample.php
を開き、データベース情報を記入し、wp-config.php
として保存することもできます。 さらに手助けが必要ですか ? わかりました。おそらく、これらのデータベース情報はホスティング先から提供されています。データベース情報がわからない場合、作業を続行する前にホスティング先と連絡を取ってください。すべての準備が整っているなら…
さあ、始めましょう !
という画面が表示されました。「さあ、始めましょう!」ボタンをクリックすると、
WordPress で使用したいデータベース名。 データベースのユーザー名。 データベースのパスワード。 localhost
が動作しない場合には Web ホストからこの情報を取得することができます。ひとつのデータベースに複数の WordPress をインストールしたい場合、これを変えてください。
という入力画面になります。データベース名は、先ほどデータベースを新規作成するときにあなたがつけた名前。ユーザー名は、データベース名と同じ。パスワードは、さきほどデータベースを作るときに設定したパスワード。データベースのホスト名はデフォルトのlocalhostのままにしておきまs。テーブル接頭辞は、今の場合、ひとつのデータベースで一つのワードプレスしか運営しないので、不要のはずですが、いつもこのデフォルトwp_のままにしています。「送信」ボタンをクリックすると、
この部分のインストールは無事完了しました。WordPress は現在データベースと通信できる状態にあります。準備ができているなら…
インストール実行
という画面になりますので、「インストール実行」ボタンをクリック。これで、ワードプレス設定画面に移行します。ワードプレスのコントロールパネルにログインするためのパスワードが、予めサジェストされていますが、覚えられないので覚えやすいパスワードに変更するか、どこかにメモするかしておきます。
ようこそ
WordPress の有名な5分間インストールプロセスへようこそ ! 以下に情報を記入するだけで、世界一拡張性が高くパワフルなパーソナル・パブリッシング・プラットフォームを使い始めることができます。
必要情報
次の情報を入力してください。ご心配なく、これらの情報は後からいつでも変更できます。
サイトのタイトルはブログを運営する上で非常に重要ですが、あとから変更できますので、心配しすぎずに付けてください。必要情報を記入して「WordPressをインストール」をクリック。数秒すると、完了しました。早速ログインすると、ワードプレスのコントロールパネルに入れて、ブログ記事が投稿できるようになります。
お疲れ様でした。これで完了です。自分の場合、スパムコメントを防止するため、設定 > ディスカッション で、記事へのコメントを一切できないようにしています。そうしないと、ほうっておくと数千個のスパムコメントがたまってしまい面倒になった経験があります。
雑感
昔はwp-config.php
ファイルの中に情報を手入力してそれをアップロードしていたことを考えると、ワードプレスのインストールもずいぶんと楽になったものだと思います。