中古戸建ては売主が誰に売るかを決める権利がある

中古戸建て物件をいろいろ見て回っていて、非常に気に入ったものが見つかったのですが、申し込み希望者が複数いて、自分たちは気に入られませんでした。残念です。価格交渉が可能かどうか聞いたりしたのが、悪い印象を与えたのかもしれません。また住宅ローンが組めるかどうかという点で、あまり良い客ではなかったというのも致命的だったようです。

何しろ高価なものですから、売主にしてみれば間違いのない人に売りたいことでしょう。経済力がなくてギリギリで物件を探していると、そういう人間として見られるのかと、辛いものがあります。隣近所、その辺り一体の住宅街の雰囲気が良くて、ここなら住んでもいいかなと思える場所だっただけに、残念です。地区を絞るとなかなか同じような条件の物件は出ませんから。

予算を1000万円くらい上げることができれば、もっといろいろ選べるのですが。お金って大事だなあと思います。お金が自由を作り出してくれるわけですから。お金がないと、人生が本当に不自由になります。もちろん、何を望むかという話なのですが。

中古物件を見たときに、それが仮に相場よりも高くても、あるいは、トイレや洗面所が壊れていても、現状のままで売主の言い値で買って満足する人が現れたら、どうしようもないわけです。中古は一点ものなので、自分が気に入るかどうかです。