生活習慣病は恐ろしい
以前は成人病と呼ばれていましたが、心臓病、脳卒中などは今では総称して生活習慣病と呼ばれています。文字通り、食生活や運動の習慣、休養やストレス、飲酒などの生活習慣の良し悪しによって、生じるリスクが変わってくる病気です。突然死の原因にもなるわけですから、普段の生活を整えて予防に努めることが肝要です。
中性脂肪は生活習慣病のリスクファクター
生活習慣病のリスク因子の一つとして中性脂肪があります。健康診断を受けると、結果が送られてきたときに、TG(トリグリセリド)として数値が記されています。基準値は50~149 mg/dl(参考:神奈川県予防医学協会)。中性脂肪は総称で、トリグリセリドは化学物質の名前ですが、中性脂肪と呼ばれるものの90%以上はTGなので、中性脂肪=TGと考えてよ構いません。中性脂肪(トリグリセリド)は、重要なエネルギー源なわけですが、余ってしまった場合には、肝臓や脂肪組織に蓄えられることになります。TGは食事に含まれているほか、肝臓でも合成されます。TG量は、炭水化物を多く摂取したり、飲酒することによって、上昇します。過剰のTGは、生活習慣病を引き起こすリスク因子になることが知られています。
EPAとDHAの、中性脂肪を下げる効果
食生活の改善や運動の習慣化が中性脂肪を下げるためには重要なのですが、中性脂肪を下げる効果があるものとして、EPAやDHAといったオメガ3脂肪酸が知られています。
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脂肪酸を下げる効果があるので、EPAやDHAを配合したサプリメントが人気です。
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