福井のコンビニの雑誌コーナーで目を引かれた雑誌、「ウララ」。
福井ではどこのコンビニでも月刊ウララ見かけます。ごはんを食べにふらっと入った食事処にも新聞やその他の雑誌とともに置いてありました。福井の気になるお店やスポットなどが紹介されているおしゃれな情報誌です。アマゾンで検索しても出てきませんので、これはもう福井県でしか買えないのでしょう。ウララのウェブサイトで直接購入することは可能なようですが。そんなわけで、福井に足を踏み入れたことがない人には全くその存在が知られていない雑誌だと思います。ところが、この「うらら」の創刊は結構古くて、2018年10月号がちょうど創刊30周年記念号になっていましたから、じつに30年前の1988年が創刊ということです。まだ弾ける前の、バブル真っ盛りの頃でしょうか。福井県はおそらく県外のほとんどの日本人にとって超マイナーな県ではないかと思いますが、こんなおしゃれで面白いローカル情報を発信している雑誌があるのなら、福井県民にアピールするだけでなく、全国にもっと知らしめてもいいのではないかなと思いました。
ウララというネーミングですが、山本リンダの歌に由来するわけではなく、ウィキペディアによれば、福井弁で「わたしたち」を意味する言葉だそうです。
ちなみにコンビニで見かけたもう一つの福井の情報誌が、季刊誌「FUKURAKU(福楽)」。こちらは「ウララ」よりももっと落ち着いた雰囲気で、風景写真などが非常に美しいです。