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『年収1億円になる人の習慣』書評・レビュー

自分の書棚には1億円稼ぐ方法みたいな書籍タイトルの本がいくつか並んでいるのですが、その中の一冊がコレ、『年収1億円になる人の習慣』。こんな本いつかったっけ?と思って開いたらレシートが挟まっていて2年くらい前に買っていました。たくさん線が引いてあって読み込んだはずなのですが、『年収1億円になる人の習慣』を読んで2年も経過したというのに、相変わらずの貧乏暮らしを続けています。どうやら全然習慣化できていなかったようです。どんな習慣かというと、以下の通り。

第1章 基本の習慣

【習慣01】 仕事は「質」よりも「スピード」。「フライング」なら、なおよし
【習慣02】 電卓を叩くだけで、「お金」に好かれはじめる
【習慣03】 「最前列」はアリーナ席。会議・講義・勉強会では、最前列に座る
【習慣04】 会社まで「30分以内」に通勤できる場所に住む
【習慣05】 「身だしなみ、挨拶、接遇」を徹底すれば、問題の8割は解消する
【習慣06】 「2時間前出社」は、億万長者の基本中の基本
【習慣07】 「早起き」で年収が上がる6つのすごい理由
【習慣08】 自然と早起きができる「3つのコツ」

第2章 仕事の習慣

【習慣09】 悪いことは「1」やって「10」伝わる。良いことは「10」やって「1」伝わる
【習慣10】 時間の使い方が劇的に変わる、4つの「山下ルール」
【習慣11】 「期限」を決めて「量」をこなしてこそ、圧倒的な「質」が手に入る
【習慣12】 最後に「負けておくこと」ができる人が、年収1億円になる
【習慣13】 「自分でやる人」ではなく、「人に任せる人」が、年収1億円に近づく
【習慣14】 超一流は「2ランク上」の視点を持って仕事をする
【習慣15】 相手の「良い点」と「悪い点」を「同じ数」だけ言えると、人間関係はうまくいく
【習慣16】 「3人1組」のチームが、もっとも力を発揮する
【習慣17】 「10年計画」を「数字」にして紙に書き、そのとおりにシンプルに行動する

第3章 生活の習慣

【習慣18】 「年収1億円」以上の人は、タバコを吸わない
【習慣19】 食事は「有名店よりも名店」、「あの人」がいるお店を選ぶ
【習慣20】 落ち込んでいいのは、最長「3分」まで
【習慣21】 毎日、体重計に乗るだけで、年収が上がりはじめる
【習慣22】 「グリーン車」や「ファーストクラス」に乗ってはいけない
【習慣23】 お金の大切さを知っている人は、「お金がないみじめさ」を経験している人

第4章 学びの習慣

【習慣24】 「2ランク上の人」からのお誘いは、「もちろん行きます」以外言ってはいけない
【習慣25】 「毎月3冊」本を読むと、今ある問題が解決される
【習慣26】 「年収2000万円」の壁を破る、たったひとつの考え方
【習慣27】 年収1億円を狙うカテゴリーは、「経営者」が、一番ハードルが低い
【習慣28】 稼ぐ人とは、「聞く」と「ほめる」ができる人
【習慣29】 「お願い」を「誓い」に変えると、ガラリと行動が変わる
【習慣30】 コミュニケーションの「33%の法則」

第5章 人生の習慣

【習慣31】 「譲っていい9」は無視して、「譲ってはいけない1」を押さえる
【習慣32】 「3つの約束」、逃げない、言い訳をしない、人のせいにしない
【習慣33】 お金持ちになる配偶者選びの「3つ」のポイント
【習慣34】 「役づくり」のためなら、7台のセスナもチャーターする
【習慣35】 「99℃」と「100℃」、この1度の差が人生を分ける
【習慣36】 最初は「不純な動機」でいい。特に大切なのは「物欲」を持つこと

(引用元:ダイヤモンド社

無理やり習慣と呼んでいるだけの、経験とかもいくつか混じっているのはご愛敬。自分はサラリーをもらっている人間ですが、それでもこの本は役立つこと、その通りと思えることがたくさん書いています。2年ぶりに読み返したのですが、やはりとても面白かったです。サラリーマンでも使える部分があると思いました。この手の本って、読むたびに心に響く部分が違っていて、いつ読んでも何かしらのヒントがあります。まあ美容室のチェーン店のオーナーさんで、自分とこの美容室の質の悪さにも言及していたりしますが(客が10時のアポなのに、遅刻して11時に来る人とか、挨拶がちゃんとできない店員とか)、そこは見なかったことにしてとりあえず仕事で結果を出すための、仕事術の本として興味深く読みました。