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進学校が生徒にやらせる数研出版の「オリジナル」ってやる意味あんの?

進学校の高校が好んで使う数学の問題集に数研出版の「オリジナル」があります。程度は普通の大学の二次試験レベル。問題数がやたら多くて、巻末には答えまたは略解しかありません。数学の先生はこの問題集を授業で生徒にやらせたり、宿題に出したりという使いかたをしていると思います。学校の授業についていけている生徒はそれでいいかもしれませんが、授業についていけなくなって落ちこぼれた状態の生徒にとって、こんな問題集はゴミでしかありません。難しくて解けない、だけど、解き方の解説がないからです。学校が配布するこの手の問題集は、独学には全く向かないのです。ちなみに、教師用に詳しい解説書があるらしいのですが、生徒の目に触れることはありません。

進学校の落とし穴は授業の進度が速すぎてほとんどの生徒が落ちこぼれること。しかし独学して挽回しようにも、宿題が多すぎて自分の時間が思うようにとれないことです。学校は学校の都合で授業をやっていて、必ずしも生徒のことを第一に考えていません。自分が目指す大学に合格したければ、学校に惑わされずに自分でやるべき問題集を選ぶ必要があります。数学に限りませんが、最良の勉強胞は、自分のレベルに合った問題集に取り組むことです。そして、独学しやすいように解説がわかりやすいこと。学校が配布する、略解しかない問題集は、先生の都合を優先したものにすぎず、落ちこぼれた生徒は自分の都合を優先した勉強方法を自分の責任で見つけだすしかないのです。

リンク

  1. 数研出版オリジナル数学の解説書がほしいのですが、オークションを探してもなかなか見つかりません。解説書というのは、詳細解説のついた冊子のことで、教授資料として学校の先生だけが入手可能な物のようです。(YAHOO!JAPAN知恵袋2010/7/3)
  2. 数研出版の問題集は最悪だ 進学校の高校で使われている数学の教科書傍用問題数は数研出版のものが多い 学校で渡された問題集が上記の中にありその問題集と同じくらいの厚さの解答集が渡されていなければその問題集の演習はできるだけ手を抜いた方がいい